1~15件目を表示 / 掲載レンタルサーバー全95

共用サーバーとは?

共用サーバーの平均価格

初期平均 1,138円 / 月額平均 917円~ 6,978円(更新日:2023年05月29日)

エックスサーバー(XSERVER)

HTTP/2対応KUSANAGIの利用可WAF搭載お試し期間ありサブドメイン無制限データ転送量無制限マルチドメイン無制限初期設定代行無料初期費用無料独自SSL証明書無料独自ドメイン無料自動バックアップ無料
4.5
Rated 4.5 out of 5
36件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.5)
星5つ61%
星4つ31%
星3つ5%
星2つ3%
星1つ0%

メリット

  • Webサイトを作成する場合、サイトの高速化が可能
  • 複数のドメインで複数のサイトが作れる許容量
  • サポート体制が充実(24時間365日)、レスポンスも早い
  • WordPresなどのCMSが簡単にインストール可能
  • 利用中のサーバースペックを上げる更新が行われる
  • 管理画面(コントロールパネル)が初心者でも使いやすい
  • 契約で無料独自ドメインが1つ永年無料で付いてくる

デメリット

  • 初期費用・月額費用が他社よりやや高め
  • キャンペーン期間によって特典の差が出る

ロリポップ!レンタルサーバー

1TB以上HTTP/2対応WAF搭載お試し期間あり独自SSL証明書無料独自ドメイン無料自動バックアップ無料
4.2
Rated 4.2 out of 5
30件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.2)
星5つ37%
星4つ50%
星3つ13%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • スペックに対してコストパフォーマンスが高い
  • 「爆速宣言」以降、ウェブサイトのスピードが速くなった
  • Wordpresの設置がとても簡単に行える
  • ハイスピードプランからWebサーバーがLiteSpeedとなり、充実している
  • 初心者にも分かりやすいコントロールパネル

デメリット

  • エコノミープランとハイスピードプラン・エンタープライズプランに差がありすぎる
  • 一番安いエコノミープランはWordpresが利用できない
  • スタンダードプラン以下は、WebサーバーがApacheとなり多少遅い

さくらのレンタルサーバ

1TB以上HTTP/2対応WAF搭載お試し期間あり独自SSL証明書無料自動バックアップ無料
3.8
Rated 3.8 out of 5
23件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.8)
星5つ22%
星4つ44%
星3つ30%
星2つ4%
星1つ0%

メリット

  • 老舗のレンタルサーバーでありトラブルも少ない
  • コストパフォーマンスが非常に高い
  • 電話対応等のサポートが丁寧
  • 長期利用者が多く、利用者満足度も高い
  • コンテンツブースト機能で503、502エラーを解消できる

デメリット

  • コントロールパネルが一部遅い場合があった
  • コントロールパネルがリニューアルし、一部使いづらくなった
  • サーバーのレスポンスが遅い場合がある
  • 一番安いライトプランではWordPress等のCMSが利用できない

ConoHa WING

HTTP/2対応WAF搭載データ転送量無制限初期費用無料独自ドメイン無料自動バックアップ無料
4.3
Rated 4.3 out of 5
17件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.3)
星5つ47%
星4つ35%
星3つ18%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • WordPressを利用するなら速度も速く専用プラグインがある
  • ConoHaチャージ・ConoHaカードなどの特殊な支払方法がある
  • 管理画面がシンプルで利用しやすい
  • 初期費用がかからず、コストパフォーマンスが高い
  • サポートの対応も良い

デメリット

  • 料金の支払い方法が多く、やや複雑に感じる
  • プランが豊富にあり、初心者には選択しにくい場合がある
  • WordPressの簡単移行はそこそこ複雑である
  • 構築するWordPressの内容によってはスピード感を感じにくい場合がある

スターサーバー

HTTP/2対応お試し期間あり独自SSL証明書無料独自ドメイン無料
3.9
Rated 3.9 out of 5
9件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.9)
星5つ45%
星4つ22%
星3つ11%
星2つ22%
星1つ0%

メリット

  • 12ヶ月以上の契約で3ヶ月無料となりコストパフォーマンスが高い
  • クラウド型レンタルサーバーのため利用中のプラン変更が簡単
  • ウェブサイトのアクセスが多い時間帯が分かる

デメリット

  • メールアドレスの設定に制限がある
  • サポートの返信が遅い傾向がある
  • 一番安いエコノミープランではWordpresなどのCMSが運用できない
  • ライトプランはMySQL 1個しかなく、WordpresなどのCMSが1つしか設定できない

ヘテムル

HTTP/2対応WAF搭載お試し期間あり独自SSL証明書無料自動バックアップ無料
3.9
Rated 3.9 out of 5
8件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.9)
星5つ13%
星4つ62%
星3つ25%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • プランが2プランのみで分かりやすく初心者向き
  • 機能・価格を比較してコストパフォーマンスが高い
  • 簡単インストールを行えるCMSの種類が豊富
  • 国内で利用している利用者が多い

デメリット

  • 一度決めたプランの変更が出来ないため注意
  • バックアップ機能は無料ですが、復元等が有料となる
  • 電話対応はスムーズですが、技術的な問題の質問やサポートは有料

mixhost(ミックスホスト)

HTTP/2対応HTTP/3対応アダルトサイト利用可初期費用無料独自SSL証明書無料独自ドメイン無料自動バックアップ無料
4.1
Rated 4.1 out of 5
14件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.1)
星5つ14%
星4つ79%
星3つ7%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • お試し期間はありませんが、30日の返金保証がある
  • Wordpresなどの複数のCMSを簡単にインストール可能
  • LiteSpeed Cacheという独自のキャッシュモジュールが利用できWordPressが高速化する
  • アダルトサイトも運営が可能

デメリット

  • 返金保証はあるが、サーバーのお試し期間がない
  • 管理画面の設定がやや難しい
  • 電話のサポートはない
  • サーバーのディスク容量はやや少ない

お名前.comのレンタルサーバー

Microsoft365利用可WAF搭載初期費用無料独自SSL証明書無料独自ドメイン無料
3.1
Rated 3.1 out of 5
8件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.1)
星5つ13%
星4つ12%
星3つ50%
星2つ25%
星1つ0%

メリット

  • Wordpres運用者に利用できる機能が充実(WordPressテスト環境機能・引っ越し機能など)
  • プランがシンプルでサーバー機能が高い
  • パッケージ化されているため初心者でも使いやすい
  • 電話・メールサポートが充実しており24時間対応
  • 独自ドメインが無料

デメリット

  • 複数のプランから選択できない(プランが1つしかない)
  • 機能を改善しているが、過去にはサーバーの速度が遅かった
    (ウェブサイトの速度や管理画面の速度)

wpX Speed

1TB以上HTTP/2対応WAF搭載お試し期間あり初期費用無料独自SSL証明書無料自動バックアップ無料
4.0
Rated 4 out of 5
2件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4)
星5つ0%
星4つ100%
星3つ0%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • WordPressの移行が簡単に可能
  • クラウド型のため、他のユーザーから受ける影響がない
  • 課金方法が時間単位・初期費用が無料
  • アクセス増加に対するオートスケール機能あり

デメリット

  • WordPress専用のため、それ以外のCMSなどは利用できない
  • エックスサーバーと比較して料金が高い
  • 利用者はまだまだ少ない

iCLUSTA+(アイクラスタプラス)

EV SSLが設定可能HTTP/2対応アダルトサイト利用可初期費用無料独自SSL証明書無料自動バックアップ無料
4.1
Rated 4.1 out of 5
7件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.1)
星5つ29%
星4つ57%
星3つ14%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • データ転送量が無制限で追加課金もないこと
  • 独自SSL(アルファSSL)が無料
  • SSD搭載で下位プランでも300GBと容量が高い
  • 別途費用で設定代行サービスを利用できる(法人向き)
  • アダルトサイトの構築可能なサーバー

デメリット

  • 法人向きのため、費用が全体的に高い
  • ディスク容量がウェブ領域とメール領域に分かれている

カゴヤ共用レンタルサーバー

EV SSLが設定可能HTTP/2対応WAF搭載初期費用無料独自SSL証明書無料独自ドメイン無料自動バックアップ無料
4.3
Rated 4.3 out of 5
6件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.3)
星5つ50%
星4つ33%
星3つ17%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • データセンターが自社保有施設のため安心
  • メール・Web共に障害に強い独自構成
  • モジュール版PHP7+OPcacheでCMSサイトの高速化が可能
  • サポートが充実!メールサポートは365日24時間受付

デメリット

  • コストパフォーマンスが他社と比較して悪い
  • 法人の利用が多く、個人向け・個人事業主向けとは言えない

CPI共用レンタルサーバー

HTTP/2対応PostgreSQLWAF搭載お試し期間ありグローバルIPデータ転送量無制限初期費用無料独自SSL証明書無料自動バックアップ無料
4.6
Rated 4.6 out of 5
5件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4.6)
星5つ60%
星4つ40%
星3つ0%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • Web・メール・バックアップの3つのサーバー構成に分かれている
  • 法人向きのためサーバートラブルが少ない
  • 24時間365日メール・電話サポート体制を完備
  • 大手KDDIグループが運用

デメリット

  • 法人向きの価格帯のため個人・個人事業主利用は難しい
  • Web領域とメール領域が分かれており制限がある

JETBOY(ジェットボーイ)

WAF搭載お試し期間あり自動バックアップ無料
3.2
Rated 3.2 out of 5
5件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.2)
星5つ0%
星4つ40%
星3つ40%
星2つ20%
星1つ0%

メリット

  • 転送量が実質無制限
  • WordPressの移行代行が3サイトまで無料で可能
  • 初期費用が安く高速化が可能
  • プラン変更が容易

デメリット

  • メールサポートのみのサポート体制
  • 上位プランの初期費用が高い
  • 運営元は多くのレンタルサーバーサービスを手掛けており、リニューアルや廃止が多い
  • コントロールパネルが利用しにくい

WADAX(ワダックス)共用サーバー

EV SSLが設定可能HTTP/2対応Movable Type無料・割引PostgreSQLデータ転送量無制限独自SSL証明書無料
3.6
Rated 3.6 out of 5
5件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価3.6)
星5つ20%
星4つ20%
星3つ60%
星2つ0%
星1つ0%

メリット

  • 24時間365日の手厚い電話サポート
  • セコムと提携したセキュリティ診断が充実
  • ビジネス(法人)向けのレンタルサーバーには最適
  • 転送量が無制限

デメリット

  • サポートが手厚い反面スペックに対してのコスパは悪い
  • 管理画面が遅い傾向にある

コアサーバー(CORESERVER)

API機能・提供ありHTTP/2対応PostgreSQLお試し期間ありアダルトサイト利用可データ転送量無制限初期費用無料独自SSL証明書無料
4.0
Rated 4 out of 5
8件のユーザーレビュー(星 5つ中の評価4)
星5つ25%
星4つ50%
星3つ25%
星2つ0%
星1つ0%

共用サーバーの基礎知識

共用サーバーとは、一般的に1つのWebサーバーに対し、CPUやメモリ、サーバーOSやアプリケーション、HDD・SSDのハードウェアリソースを複数人でシェアするサーバーのことを言います。また、「レンタルサーバー」「ホスティングサーバー」とも呼ばれます。

レンタルサーバー(共用サーバー)

1つのWebサーバーをシェアするため、基本的には他のサーバータイプ(VPS、専用サーバー、クラウドサーバー)の中で一番価格帯が安く、最も自由度が低いサーバーとなります。

SEOに与える影響

共用サーバーがSEOに与える影響としては「ウェブサイト・ウェブページの読み込みスピードとの関係性(サーバーの応答時間)」が一番に挙げられます。

さらに、現在のSEOはコンテンツ品質を軸とする、ウェブサイトの速度や「モバイルフレンドリー」をGoogleは重要視しています。

モバイル検索を対象にした「スピードアップデート」が行われたことや、今後ランキング要因となる「コアウェブバイタル(Core Web Vitals)」のページの読み込み時間:LCP(Largest Contentful Paint)などの指標もあります。

また、ウェブサイト・ウェブページのスピードは、利用しているサーバーのみが原因ではないことが多く、例えばスペックが高い共用サーバーを利用したとしても、スピードが確実に向上するとは限りません。

現時点であれば、極端に遅いページの回避が出来ればSEOに与える影響は少ないと考えられますが、コアウェブバイタル(Core Web Vitals)が2021年5月にリリースされることが予定されているため、共用サーバーのサーバーの応答時間等は重視する必要があると言えます。

他と共用することでのSEOの影響

2020年9月に公開された、「LONG TERM SHARED HOSTING EXPERIMENT(長期共有ホスティング実験)」では以下のようなことが述べられています。

この実験の結果は、安価な共有ホスティング(共用サーバー・レンタルサーバー)が、実際に低品質でスパムの可能性のあるウェブサイトと一緒にホストされている場合、すべてのウェブサイトが監視されている場合、実際にホストされているウェブサイトのオーガニックパフォーマンスとランキングに悪影響を与える可能性があることを示唆しています。

米国でSEOブログを運営するバリー・シュワルツ氏の見解によると、この実験で低品質・スパム性のある近隣のサイトでの安価な共有ホスティングは、実際にGoogleのランキングに影響を与える可能性があると述べています。

しかし、Googleのジョン・ミューラー氏はこの研究に異議を唱え。以下のようにそれは実際には真実ではなく、Googleではそのように機能しないと説明しています。

つまり、「低品質のウェブサイトが多数ある共用サーバーはSEO・ランキングに影響がない」という結論となり、「他のウェブサイトと多く共用する共用サーバーを利用しても、SEOに関係がない」ということになります。

Googleの回答

以下のTwitterでは、長期共有ホスティング実験での意見が交わされています。

要点をまとめると、

  • 人工的なサイトは、通常Google検索で特定の効果を示すことはほとんどないということ
  • AWS(Amazon Web Services)も共用ホスティング(レンタルサーバー)に入るという認識を持っていること
  • IPを考慮に入れるランキングアルゴリズムは知らない(Google検索には存在しない)ということ
  • (低品質でスパムの可能性のあるウェブサイトと)同じIPアドレスですばらしいサイトがあること
  • 優れた/高速/安定したサイトを作ることはランキングに反映されますが、ランキングが主な理由ではないこと

などの見解が伝えられています。

Googleのジョン・ミューラー氏のツイッター

「とにかく共有ホスティングとは何か」の技術的側面は別としたとしたら、例えばAWS(Amazon Web Services)も共有ホスティングです。

Googleのジョン・ミューラー氏のツイッター

このようなIPを考慮に入れるランキングアルゴリズムについて、私は知りません。 Bloggerを見てください。ホストされているすばらしいサイトがあり(ページ上の制限などを無視して)、そこにホストされている恐ろしいサイトがあります。すべて同じインフラストラクチャ、同じIPアドレスです。

Googleのジョン・ミューラー氏のツイッター

安価なホスティングよりも優れたホスティングを選ぶ理由はたくさんあります。ユーザーを満足させる、優れた/高速/安定したサイトを作ることはランキングに反映されますが、ランキングが主な理由ではありません。

SEOに最良の共用サーバー選択法

どのようなスペックがSEOに最良の共用サーバーなのかを説明していきます。

独自ドメインが設定できること

安価なレンタルサーバー会社や選択するプランによっては「独自ドメイン」が設定できない場合があるので、注意してください。

SEOを継続的に行っていくのであれば、独自ドメインが最適だと言え、サブドメインよりもルートドメインを利用したサブディレクトリの方がSEOの観点から優先されます。

そのため、独自ドメインが設定できることは必須条件です。

ディスク容量に不安がないこと

ディスク容量とは、共用サーバー内で利用者が使えるスペースを表しており、「GB(ギガバイト)」や「MG(メガバイト)」で表示されている場合が多いです。

ディスク容量が足りなくなった場合、サーバーのパフォーマンスが低下し、最悪の場合シャットダウンする可能性があります。

アイデアマンズ株式会社がGoogle Lighthouseを利用した定点観測結果によると、ウェブサイトの1ページの容量は平均で2.43MBとなります。

そのため、以下を参考にしてください。

  • 100ページの場合の容量:243MB(0.24GB)
  • 1,000ページの場合の容量:2430MG(2.43GB)
  • 10,000ページの場合の容量:24300MB(24.3GB)

1万ページあった場合でも24.3GBのディスク容量で収まるため、100GBや200GBもいらないと考える場合が多いですが、メールサーバーと共有して利用する場合や、複数のウェブサイトを運用する場合、画像を多く利用する場合などは、余裕を持った容量を選択しましょう。

ディスク容量が増えるほど、共用サーバーの月額費用が上がる傾向にあるため、お勧めは100GB以上を選択することです。

SSDを搭載しているか確認すること

今までは、HDD(ハードディスクドライブ)を利用されていましたが、HDDと比較してSSD(ソリッドステートドライブ)は処理速度・耐久性などに優れており、読み書きの速度(処理速度)が速く、表示速度は約3倍の違いがあります。

共用サーバーの値段が高くなる可能性がありますが、SSDが支流になりつつあるため、現在では比較的低価格でSSD搭載の共用サーバーも増えています。

高速なウェブサーバーソフトウェアを選択すること

「Webサーバーソフトウェア」は、インターネットを利用し、Webページを見る場合に、Webブラウザを通じてWebサーバーに「要求」を出し、それに対して「応答(レスポンス)」を返すプログラムのことを言います。

主に共用サーバーでは、Apache(アパッチ)、nginx(エンジンエックス)、LiteSpeed(ライトスピード)などがありそれぞれ特徴があり、nginx、又はLiteSpeedを推奨します。

WordPressを利用する場合は専用のキャッシュプラグインがあるLiteSpeedがお勧めです。また、大量の同時アクセスの処理に最適化され、静的コンテンツの配信に特化したnginxを選択しても良いです。

HTTP/2のサポートを確認すること

「HTTP/2」は2015年に公開されたHTTP/1.1の最新バージョンであり、「複数のリクエストを同時に処理することができる」ため、ウェブページの読み込み速度が向上する(クロールが効率化する)特徴があります。また、Googleでも2020年11月からHTTP/2を介して一部クロールを開始しています。

そのため、共用サーバーを選択する場合は極力「HTTP/2 あり」や「HTTP/2対応」の共用サーバーを選択することを推奨します。

1日の転送量に不安がないこと

共用サーバーの1日の「データ転送量」は決まっている場合が多いと言えます。

データ転送量を超えた場合、(各共用サーバー会社によって異なりますが)ページにユーザーがアクセスしにくくなる可能性があるため、SEOの不利益を被る可能性があります。

また、サーバーからの警告やプランの見直しを告げられるケースもあります。

目安としてウェブページ1ページのファイルサイズは2.43MBのため(Google推奨は1.6MB)、月間100万PVを目指す場合は1日約80GB(月間約2,400GB)の転送量が必要です。

転送量は共用サーバーのスペック表に記載がない場合もあるので、注意して確認してください。

SSLサーバー証明書の設定を確認すること

ウェブサイトを「HTTPS」化(常時SSL化)することでSEOの恩恵を受けることが出来ますが「SSLサーバー証明書」は年単位で費用が掛かり、ドメインよりも高くなります。

そのため、無料のSSLサーバー証明書(Let’s Encrypt / レッツ・エンクリプト)の設定が出来る共用サーバーを選択しましょう。

無料ですが、一般的に販売されているSSL証明書とは暗号強度に違いはなくSEOの恩恵を受けることが可能です。

バックアップ体制とRAIDレベルを確認すること

サーバーのトラブルで一番怖いことは、サーバー内のデータが消失してしまうことです。

(滅多に起こることはありません。WordPressを利用し「All-in-One WP Migration」プラグインなどで独自で復元することが出来るスキルがあれば、問題ないと言えます。)

  • 共用サーバーのバックアップ体制・復元体制、それらにかかる金額の確認
  • RAID(レイド)レベルの確認

以上を行っておきましょう。

RAID(レイド)は、ハードディスクが故障した場合でもデータ復旧・アクセス可能であり、安全性を担保することが出来る技術です。

しかし、RAIDレベル(モード)は複数あり、

  • RAID1(ミラーリング)
  • RAID6(ダブルパリティレイド)
  • RAID10(ミラーリング+ストライピング)
  • RAID50(分散パリティ+ストライピング)

いずれかのRAIDレベルを選択するようにしましょう。また、RAIDは負荷分散を分散することにより、処理速度が向上する可能性があります。

補足:WordPressを利用する場合

WordPressを利用し、サーバーの知識があれば、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」の選択も視野に入れることをお勧めします。

KUSANAGIとは、プライム・ストラテジー株式会社が開発した高速のCMS実行環境で、WordPressが超高速に動作するWebサイト環境の仮想マシンの名称で、とても高速です。

しかし、共用サーバーでは「エックスサーバー」「カゴヤのWordPress専用サーバー」の2社みが対応しており、値段は他社より高いです。(専用サーバーでは「CPI root権限付専用サーバー」、VPSでは「Conoha VPS」が該当します。)

そのため、サーバーの知識等がある方は検討してみてください。

※エックスサーバーはインストールが不必要です。